
泳がない子にも、沖縄の海の中を見せてあげたい。でも、船酔いや急な階段は大丈夫かな…

2026年9月に、子ども2人とブセナ海中公園へ行ってきました。ヒヤッとした場面や、帰りの船で子どもの気分が悪くなった話も、そのままお伝えしますね。
「海に入らなくても、魚が見られる場所はある?」
「グラスボートって、子どもは酔わないの?」
「着いたら休みだった…は避けたい」
沖縄旅行で海に入らない日があると、こんなことが気になっている方も多いと思います。筆者の家族も、子ども2人は今回が初めての船でした。
名護市にあるブセナ海中公園なら、水着に着替えなくても、グラスボートと海中展望塔の2つの方法で海の中を見られます。この記事では、2026年9月12日(土)に子ども2人と行った様子と、行く前・着いてから知っておきたいことをまとめました。読み終えるころには、当日の回り方と、気をつける場面がイメージできるはずです。
- 3歳以下は無料 — ブセナ海中公園のセット券は大人2,100円・小人1,050円で、3歳以下は無料です(2026年9月時点)。
- 酔いやすいのは帰り道 — グラスボートは、戻る途中に浅瀬の海の底を見続けると、気分が悪くなりやすいです。
- 展望塔は階段50段 — 海中展望塔はエレベーターがなく階段が急なので、小さい子は抱っこ紐があると安心です。
- 両方回って約1時間半 — 筆者の家族は土曜13時ごろに行き、ボートと展望塔を回って約1時間半でした。
- 臨時休業日に注意 — ブセナ海中公園は臨時休業日が出ることがあるので、行く前に公式サイトのお知らせを確認しましょう。
ブセナ海中公園ってどんなところ?泳がずに海の中を見る2つの方法
「海に入る準備をしなくても、魚を見られる場所はないかな」と探している方に知ってほしいのが、ブセナ海中公園です。名護市喜瀬(きせ)のリゾートの一角にあり、那覇空港から車で1時間半ほどが目安です。
楽しみ方は2つあります。グラスボートは船の底のガラスから魚を見下ろす、海中展望塔は海の中の窓から魚を同じ高さで見る、と覚えておくとわかりやすいです。

料金と時間は、次の表のとおりです。セット券にすると、別々に買うより大人は510円、小人は260円安くなります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| セット券(ボート+展望塔) | 大人2,100円/小人1,050円 |
| グラスボートだけ | 大人1,560円/小人780円 |
| 海中展望塔だけ | 大人1,050円/小人530円 |
| 子どもの料金 | 小人は4歳〜中学生。3歳以下は無料 |
| 最終入場 | 4〜10月は17:30、11〜3月は17:00 |
| グラスボート | 約20分。4〜10月は毎時10分・30分・50分に出発(12時台は10分・50分だけ) |
| 駐車場 | 無料(約200台) |
| 支払い | 現金・クレジットカード(電子マネーは使えません) |
※料金・時間は2026年9月に公式サイトと現地の掲示で確認しました。「3歳以下は無料」は、現地の料金表に書かれています。
初めてのグラスボート、子どもはどうだった?
子どもたちにとっては、今回が初めての船。乗る前からワクワクしていました。ここからは、乗る前から帰り道まで、順番にお伝えします。気をつけたい場面は、乗る前の桟橋と、帰り道の2つでした。
浮き桟橋では、子どもが海側へ寄っていきます
グラスボートには、海に浮かんだ細長い桟橋(浮き桟橋)を歩いて乗ります。桟橋の上からも、カラフルな魚が泳いでいるのが見えます。
うちの子どもたちは、魚を近くで見ようとして、桟橋の真ん中ではなく海側の端に寄って歩いていきました。桟橋の柵は途切れている所もあり、見ていてヒヤヒヤしました。桟橋を渡る間は、手をつなぐか「真ん中を歩こうね」と声をかけておくと安心です。

ベビーカーのままボートには乗れません。この日も、ベビーカーで来ていた方が、桟橋の手前でベビーカーを預けてから乗っていました。公式サイトでも、乗り場で預けてから乗るように案内されています。
ガラスの下は、サンゴと魚でいっぱい
ボートが見学する場所に着くと、船の底のガラスの下に、テーブルのように平たく広がるサンゴ(テーブルサンゴ)が見えてきます。そのまわりを、小さなカラフルな魚から30〜40cmくらいの魚まで、たくさんの魚がゆうゆうと泳いでいました。子どもたちは身を乗り出して、ガラスの下をじっと見ていました。

ガイドさんは、ガラスから見えている魚を紹介してくれます。イソギンチャクの中でゆらゆら泳ぐクマノミを見つけると、「映画『ファインディング・ニモ』の主人公の魚です」と教えてくれました。この日の乗船は15人ほどで、乗っていた時間は筆者の感覚では15分くらいでした(公式サイトの案内は約20分)。
エサ(200円)をまくと、水面がバシャバシャに
魚のエサは1個200円で売られていて、エサの自動販売機も見学する場所ごとにありました。
ボートが止まった所でエサをまくと、大きな魚も小さな魚も一気に集まってきて、水面がバシャバシャと音を立てるほどの食いつきでした。子どもたちは大興奮で、ボートの外に体を出しすぎないか心配になるくらい夢中でした。

エサをまくときは、大人が子どものすぐ横について、体が船の外に出すぎないように見ておきましょう。船のすぐ横まで魚が寄ってくるので、つい身を乗り出したくなります。

酔いやすいのは帰り道。浅瀬の海の底を見続けないで
見学を終えて乗り場へ戻る途中、ガイドさんから「浅瀬を見続けると気分が悪くなるので、注意してください」とアナウンスがありました。
ところが、うちの子の1人は好奇心が勝って、乗り場に着くまでガラスをのぞき続けていました。着いてから少し気分が悪そうにしていましたが、大事にはなりませんでした。行きは魚探しに夢中でも、帰り道はガラスから顔を上げるように声をかけておくと安心です。
- 船が動いている間は、ガラスから顔を上げて、遠くの景色を見る
- 風や波がある日は、船が揺れやすくなります(当日の揺れは電話で聞けます)
- 乗り物に酔いやすい子は、揺れない海中展望塔だけにする方法もあります
船酔いを防ぐための前日からの準備は、2月の沖縄子連れ旅行の記事の中で、ホエールウォッチングの船に乗るときのコツとしてまとめています。
海中展望塔は階段50段。小さい子と行っても大丈夫?
「階段が急って聞くけど、小さい子を連れて降りられるかな」と気になりますよね。結論から言うと、子どもは夢中で楽しめますが、階段が急なので、小さい子連れは抱っこ紐があると安心です。中の様子を順番に紹介します。
らせん階段を降りて、水深約5mの海の中へ
海中展望塔は、海岸から伸びる長い橋の先に建っています。塔に入ったら、ぐるぐる回るらせん階段を降りていきます。

階段は片道50段で、エレベーターはありません(現地の案内板で確認)。うちの子どもたちは楽しみすぎて、一人でどんどん降りていきました。
ただ、階段はかなり急です。ベビーカーは展望塔の入口で預けることになるので、まだ歩くのが不安な小さい子には、抱っこ紐を持っていくと安心です。足に不安がある方、妊娠中の方、小さい子連れの方は、事前に確かめるよう公式サイトでも案内されています。

中はそれほど広くなく、係の人が入る人数を調整していました(定員は24人)。この日はタイミングがよく、待たずにすぐ入れました。中は冷房が効いていて快適でした。トイレは、展望塔へ向かう手前のレストランの建物の中にあるので、塔に入る前に済ませておくと安心です。
丸い窓から、魚と同じ高さでのぞけます
階段を降りると、壁にぐるりと丸い窓が並んでいて、360度どこからでも海の中をのぞけます。窓からは、オヤビッチャやオビブダイ、ダツなど、たくさんの魚を同じ高さで見られました。水族館の水そうとは違って自然の海なので、魚が思い思いに泳ぐ、野生のままの動きを見られるのが楽しいところです。

子どもたちは窓に顔を近づけて集中して見ていて、ときどき魚に話しかけていました。まわりの子どもたちも夢中で、「お魚さんがうんこした!」と、ふだんは見られない場面を面白がっていました。
大人のほうはというと、「この魚、おいしそう」という声があちこちから聞こえてきました。筆者も正直、「今夜はお刺身にしよう」と思ってしまいました。

着いてからどう回る?所要時間とシャトルバスの使い方
「駐車場から乗り場まで、子どもを連れて歩ける距離かな」と気になる方もいると思います。歩いても行けますが、園内には無料のシャトルバスが20分おきに走っていて、筆者の家族も行き来に使って楽でした。着いてからの流れを順番に紹介します。
車でブセナのリゾートに入ると、駐車場の入口で守衛さんに行き先を聞かれます。「海中公園に来ました」と伝えれば大丈夫です(公式サイトでも同じ案内があります)。
チケットは、オレンジ色の屋根の建物(ビーチハウス)の券売機で買います。筆者は13時ごろ、券売機でクレジットカードを使えました。公式サイトでは、カード払いはチケット売り場(券売所)で16時までと案内されているので、夕方に行く方は現金も用意しておくと安心です。

歩く場合の目安は、チケット売り場からグラスボート乗り場まで約7分、海中展望塔まで約12分です(現地の案内板)。シャトルバスの時刻は、次の表のとおりです。
| 乗る場所 | 出発する時刻(毎時) |
|---|---|
| ビーチハウス前 → 海中展望塔前 | 00分・20分・40分(グラスボート乗り場前は03分・23分・43分)。始発9:00、最終17:40 |
| 海中展望塔前 → ビーチハウス前 | 05分・25分・45分(グラスボート乗り場前は06分・26分・46分)。始発9:05、最終18:05 |

グラスボートは20分おきに出るので、チケットを買ったら次の便の時刻を見ておきましょう。待ち時間が長いときは、先に海中展望塔を回る方法もあります。両方回るなら、チケット売り場には16時台の前半までに着くのが目安です(4〜10月の場合・筆者の計算)。
筆者が行った土曜日の13時ごろは、人が多すぎることはなく、ほどよい混み具合でした。公式サイトによると、団体の予約しだいで、午前中の早い時間が比較的混み合うそうです。ボートと展望塔の両方を回って、約1時間半でした(公式サイトの目安も約1時間〜1時間半)。
「着いたら休みだった」を防ぐ、行く前のチェック
「せっかく行ったのに休みだった」とならないように、行く前に確かめておきたいことをまとめました。ブセナ海中公園は、定休日はありませんが、臨時休業日が出ることがあります。
たとえば2026年10月は、2日・9日・13日・16日・20日・23日・30日の7日間が、海中展望塔もグラスボートも休みになる臨時休業日として発表されています。休業日は前の月のうちに、公式サイトのお知らせで発表されています(2026年9月・10月分の例)。確かめる順番は、次の3つです。
- 旅行の日にちが決まったら:公式サイトのお知らせ一覧で臨時休業日を見る
- 当日の朝:公式サイトのトップページで、その日の営業の様子を見る
- 船の揺れや運航が気になるとき:ブセナ海中公園事業所に電話(0980-52-3379)で聞く
天気や設備で、ほかに知っておきたいことは次のとおりです。
- ✅ 台風の前後は、何日か続けて休むことがあります
- ✅ 潮が大きく引く日や、冬の北風が強い日は、グラスボートが欠航することがあります
- ✅ 雨の日でも、海中展望塔は見られると公式サイトで案内されています
- ✅ 園内にロッカーや食事ができる場所はなく、園内での飲食も控えるよう案内されています
- ✅ グラスボートの中では、自撮り棒は使えません
雨の予報が出ている日の行き先に迷ったら、子連れで行ける屋内スポットをまとめたこちらの記事も参考にしてください。

美ら海水族館と同じ日に回っても楽しめる?
「ブセナと美ら海水族館、どちらも海の生き物だから、内容がかぶらないかな」と迷う方もいると思います。筆者の感想は、「見え方がまったく違うので、同じ日に回っても楽しめる」です。
美ら海水族館は、大きな水そうでジンベエザメなどをじっくり見られる場所です。一方、ブセナ海中公園は、自然の海そのものをのぞく場所。エサに魚が群がる様子や、初めて船に乗る体験は、水族館とはまた違う楽しさでした。ただ、美ら海水族館を見たあとだと、魚の大きさや数が物足りなく感じる方もいるかもしれません。
ブセナ海中公園から美ら海水族館までは、車で1時間ほどが目安です。美ら海水族館が混む時間帯や、チケットを安く買う方法は、こちらの記事にまとめています。

\ もう行く日が決まっている方へ /
券売所に並ばずQRコードで入館できる公式WEBチケット。大人2,180円・小中学生710円・6歳未満無料・購入日から1か月有効(2026年9月確認)
美ら海水族館のWEBチケットをアソビューで見る2つの場所を1日で回るなら、移動は車が中心になります。レンタカーをまだ予約していない方は、スカイレンタカーの公式サイトから空き状況を見られます。
ほかの海の体験も「うちの子は何歳からできる?」と気になる方は、年齢別の早見表をどうぞ。

よくある質問
行く前によく気になる疑問をまとめました。本文で書ききれなかったことも入れています。
- Qブセナ海中公園は何歳から楽しめますか?
- A
年齢制限はなく、3歳以下は無料です(2026年9月時点の現地の料金表)。ただし、展望塔は急な階段を50段降り、ボート乗り場では浮き桟橋を歩くため、小さい子連れや妊娠中の方は事前に確かめるよう公式サイトで案内されています。
- Q雨の日でも楽しめますか?
- A
海中展望塔は、雨の日でも見られると公式サイトで案内されています。グラスボートは風や波の様子で欠航することがあるので、当日に電話(0980-52-3379)で確認すると安心です。
- Q予約は必要ですか?
- A
予約を受け付けているのは10名以上の団体だけです。家族などで行く場合は予約はいらず、先着順で案内されます(公式サイトより)。
- Qチケットはネットで買えますか?
- A
2026年9月に筆者が主な予約サイト(Klook・アソビューなど)を調べた範囲では、ネットで買えるチケットは見つかりませんでした。当日、現地の券売機で買います。
- Q割引はありますか?
- A
障がい者手帳を持っている本人と介助の方1名は50%割引です(公式サイト)。また、道の駅許田では割引券が売られていて、セット券が大人1,700円・小人840円でした(2026年9月時点・現金のみ)。
まとめ:泳がなくても、沖縄の海の中は見られます
ブセナ海中公園は、水着に着替えなくても、グラスボートと海中展望塔で沖縄の海の中をのぞける場所でした。行く前に覚えておきたいのは、次の3つです。
- 行く前に、公式サイトで臨時休業日を確認する
- グラスボートの帰り道は、浅瀬の海の底を見続けない
- 展望塔の階段は急なので、小さい子は抱っこ紐があると安心
帰りの車の中、子どもたちは初めて乗ったグラスボートや、窓から見た魚の話でもちきりでした。泳ぐのはまだ先、という子にとっても、沖縄の海を好きになるきっかけになると思います。
\ 海中公園の近くに泊まるなら /
ブセナ海中公園と同じ名護市喜瀬にある2つのホテルです。
※筆者は宿泊していないため、場所の近さで選んでいます。
オリエンタルホテル 沖縄リゾート&スパの料金・空室を見る(じゃらん)
10月・11月の沖縄で、海に入らない日の過ごし方を考えている方は、こちらの記事もどうぞ。

青の洞窟にも行ってみたいけれど泳げない…という方は、こちらの記事で参加の条件を調べてまとめています。

※料金・営業時間・シャトルバスの時刻は、2026年9月に公式サイトと現地の掲示で確認しました。臨時休業日は月ごとに変わるので、お出かけ前に公式サイトで確認してください。



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